技術の習得

 農業の大部分は自然を相手にするものですから、教科書通りにはいきません。それに家庭菜園程度の広さでやっていた経験は、大きな面積になると、まったく役に立たないこともあります。
 農業の技術は先人の試行錯誤によって蓄積されているものが少なくなく、また、自然条件にも左右されるので、地域によって、少しずつ異なっています。
 「作りたい作目」と「就農したい地域」など、「やりたい農業」のイメージが固まったら、少なくともやりたい作目の種まきから収穫までの1サイクルを、その地域の先進農家等のもとで研修を受けることが、技術習得の有効な方法です。
 なお、三重県内においては、農業専門の教育機関である三重県農業大学校があり、農業の技術・経営に関する実践的な教育を受けることができます。他にも以下の研修制度があります。