新規参入者の場合には、経営開始当初に多くの資金を必要とすることから、施設や農機具の購入に充てる資金に余裕が少ないことが一般的です。そのため、経営開始当初は農機具や施設の確保は必要最小限にとどめ、経営が軌道に乗り始めてから、徐々に施設・装備を充実させていくことが現実的です。 また、離農した農家などの農機具や施設を、農地や住居とセットで一括して買い取る(借り受ける)のも一つの方法であり、中古やリース、近所の農家から借り受けるなどで対応することも、負担を軽くする方法の一つです。